どんな工事なるか

地上デジタルアンテナ工事では、集合住宅の築年数によって対象となる工事の種類が異なってきます。例えば、築年数の浅い築15年未満の場合、各戸宅内の調整は基本的に不要で、地デジアンテナの設置とブースターの交換、調整を行うだけの簡単な工事で済むケースが多いです。

築15~25年くらいの場合、フィーダー型などの旧式端子では安定した受信ができないため、アンテナの交換以外に、室内のテレビ端子も交換する必要が出てきます。この場合、住民様への工事説明と工事日の段取りは、業者が行ってくれることがほとんどです。

築25年以上の場合は、使用中の棟内線がかなり古いタイプの線である可能性が高いです。地上デジタルは大変情報量が多いため、旧式の細い同軸線や劣化した同軸線では地デジ本来の高品質な映像を受信できない場合があります。

デジタル放送に対応した新しい同軸線に替えることで、その後も継続して安定した受信が可能となります。この工事では、新しい同軸線をマンションや集合住宅全体に新規で追加し、さらに宅内側の工事も新規で行うため、クリアな映像が視聴できるようになります。これらの工事は10戸以下の小規模集合住宅から50戸を超えるような大型マンションでも可能です。

 

工事内容と費用の目安

BSアンテナの工事も、建物の環境に合わせて行うことが可能です。一般的な格子ベランダやコンクリートベランダから壁面への設置、マスト設置、さらに窓枠設置まで、設置できる場所は幅広いです。BSアンテナを業者に依頼してベランダなどの格子に設置する場合の費用の目安は1万円~1万5千円程度、コンクリートベランダへの設置が1万8千円から2万5千円程度、既存のアンテナマストに追加設置をする場合は1万7千円から2万円程度、壁面に設置をする場合は1万8千円~2万3千円程度となります。これら以外の場所にも、場合によって設置可能なことが多いです。

ケーブルテレビから地デジアンテナ受信への切替工事も、工事したその日から地デジが視聴できるため、非常にお手軽です。また、ケーブルテレビ利用時に必要があった保安器も、地デジアンテナを設置すれば不要となります。

以上のように、地デジアンテナの設置をすることでケーブルテレビや光回線に比べてランニングコストが低く抑えられ、また、BSデジタルや110度CSチューナーにも対応しているアンテナを取り付けることで更なる付加価値を産み出すことができます。お部屋探しをしている方へのアピールポイントになります。

アンテナ工事について

集合住宅やマンションのアンテナ工事について説明しているサイトです。集合住宅やマンションでは、建物の屋上にアンテナとブースター(増幅器)の設置が必要となります。これらを設置すれば、各々の入居者が地上デジタル放送に対応しているテレビを利用するか、地上デジタル放送対応のチューナーを既存のテレビに使用することによって地上デジタル放送が視聴できるようになります。

地上デジタル放送の対応としてアンテナ工事が選ばれる理由はいくつかあります。
一つ目はランニングコストが安い、という面です。アンテナ工事では、光回線やケーブルテレビなどのような月額料金が発生しません。一度アンテナの設置を行えば、その後は継続して追加料金無しで地デジ放送が視聴可能です。

二つ目の理由は、汎用性が高いという面です。UHFの他にBSなども設置すればすべての部屋でBSデジタル放送なども視聴可能になります。入居者が無料で視聴できる番組もありますし、お好みに合わせて有料多チャンネル放送を契約し、面倒な工事不要で視聴可能な番組を増やすことができます。また、現在普及が進んでいる110度CSデジタルもパラボラアンテナの取り付けのみで視聴可能となります。

他にも、災害に強いという理由があります。ケーブルテレビの場合、地震などで電柱が倒れるとケーブル線までダメージが及び、電波が届かなくなることがあります。地デジアンテナの場合、アンテナが非常に軽量であるため、地震や強風にも強いです。災害によってケーブルや光回線が遮断されてしまっても、電波放送があれば受信可能というメリットもあります。